願いを伝えるために
逃げる二月も、もう半分が過ぎました。
こんにちはこんばんは
ひだまり保育園エンチョーダンジョーです。
今日お誕生日の人おめでとうございます。
ひだまり保育園では、
毎年恒例の「年長に 龍の子太郎 を読み語り」し始めました。
この物語は、私とやまこ二人で
クラスの名前をどうする?と考えた時
どんな人になってほしいか という願いをこめて決めたのです。
松谷みよ子さんの 創作民話
物語のあちこちに、たくさんの昔話や落語やお能などの物語が隠れていて
日本が世界に誇る物語の1つだといえると思います。
太郎という男の子が、知恵と力を身につけながら旅をする
ロードストーリーであり、
自然と人間の関係を考えさせられる物語でもあり、
飢饉とか年貢とか、国の施策を考える物語でもある。と私は思う。
自分のいのちを どう使うのか
自分の力をどう使うのか この物語の主人公の名前を
私たちは 年長クラスの名前にしました。
「たつのこ組」
この木曜日から、今年のたつのこさんたちに、この物語を読み始めました。
この物語の絵本もあるのですが、
いかんせん場数がすくなく、
こどもたちのイメージをどうやって補っていくか
長い間試行錯誤してきました。
そして、
背景画を描き、その上に主人公たちの姿絵を置きながら
読み進めていくことにしています。
険しい山の場面
湖
雪の舞い散る様子
金色の稲田…
すぐれた物語を読み語ると
こどもたちは、主人公と一緒に旅をします。
まるで一緒に山の中を歩いているように
鬼にさらわれた友人を助けにいくために森の中を走っているように
胸をドキドキさせながら 聞いていくのです。
私たちが 物語を こどもに手渡すのは
そういう体験を、そういう実感を、そういう情動を渡したいからです。
ひだまり保育園 年長たつの組
今日は、龍の子太郎が 万太郎天狗 万次郎天狗と出会ったところまで。
さあ、この二人の天狗様から 龍の子太郎は何を授かるのか。
毎日読むのが楽しくて仕方ない 私です。
ひだまり保育園では、園児を募集しています。
お問い合わせは園までお電話ください🎵
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