ひだまりはこんなところ
クラス編成
「乳児グループ こすずめ」
(定員 概ね 10人程度)
・0歳児 こうさぎ組
・1歳児 こひつじ組
・2歳児 こぐま組
「幼児グループ おおわし」
(定員 概ね 30人程度)
・3歳児 年少 くじら組
・4歳児 年中 となかい組
・5歳児 年長 たつのこ組
登園 8時~8時半までを目安に
身体を耕す時間 9時頃まで
・ワニ(両生類のような這いはい)
・ありんこ(手押し車)
・雑巾がけ
・ロールマット
・どんぐり等を使った手と足の運動
・トランポリン など
リズムあそびと朝の会 10時前頃まで
毎日20分~1時間、身体全部を使ってやる リズムあそびをします。
保育士の弾くピアノを聴いて動きます。
お遊戯のような要素は皆無!
アスリートのトレーニングさながらの運動量です。
各クラス・グループでの活動
乳児は11時頃まで 幼児は11時半頃まで
各クラスやグループに分かれて、
年齢発達に応じた活動
や泥んこ遊び、製作描画活動などをしていきます。
日によっては、異年齢で合同活動を行ったり、
縦割りの集団を作って遊んだり、
臨機応変、空模様をみながらです。
お昼ご飯
クラス毎に分かれて、お昼ご飯を食べます。
お昼寝 乳児は12時頃から 幼児は12時半頃から 3時まで
ひだまりはお昼寝を大事にしています。
乳児は12時過ぎには、全員が1時までには寝ます
早めに起きた子は、そのままお布団で静かに身体を休めます。
とはいえ、静かに なんて難しいですよね。
それでも 周囲の寝てる子を起こさない程度に
小さな声で ちょっと薄暗くなってる部屋の中で
ぺちゃくちゃお喋りしながら過ごしています。
台所からその風景を見ていると
なんか、楽しそうだなぁなんて思います。
おやつ
3時頃お昼寝から起きて 着替えたあと みんなで歌の時間。
その後各クラスでおやつと終わりの会。
おやつは、ほとんど毎食
「おむすび+野菜+一口サイズの果物」
肉も油もほとんど使わず、砂糖も使わないひだまりの給食は
とても消化が良く、
この時間(寝ただけなのに)
すでにお腹がすいてしまうこどもたち。
お米を食べて、夕方までのエネルギー充填!
*終わりの会はクラス別のテーブルでやっています。
泥んこ
おやつ後は庭に出て泥遊びをしています。
開園している日で、雨が降ってなければ
毎日毎日 泥んこです。
お迎え
お迎えは4時すぎ~5時45分の間に
順次来られます。
担任が 直接こどもさんの様子をお伝えすることもありますし、
クラスだよりや連絡ノートで
その日の活動をお伝えしたりしています。
時間外保育は、ご相談を受けて可能な限り対応という形です。
ひだまり保育園では・・・
保育の柱としているものは
『里山散歩』
『リズムあそび』
『泥んこあそび』
の3つです。
この3つに少し触れてみたいと思います。
『里山散歩』
ひだまりでは、6~8月の日差しの強い季節をのぞいて、
春から初夏・秋から冬・春へと、ほぼ一年中散歩に出かけます。
*
散歩といっても、ただアスファルトの道を歩くわけではありません。
矢野の里山を歩くのです。
草の生えた道をみんなでワイワイ笑いながら歩く。
自然に触れることで、季節の変化・自然の営みを肌で感じていきます。
*
散歩を通して、こどもたちは心を育てていきますが、
身体の育ちの面でも、心肺機能の増強や、骨を強くする。
基礎代謝をあげる・・・など様々な良いところがあるんですよ。
当たり前に自分たちの家の周囲にある自然の中で、こどもの背骨~
物理的な身体と、心理的なバックボーンを育てたい。
こどもも、もちろん大人も大喜びで野山を駆け回っています。
『リズムあそび』
ひだまりでは、ほぼ毎日「リズムあそび」をしています。
短くて20分、長いときには1時間あまり
狭い園舎を全力で走り抜け、跳び、しゃがみ、
手をつないだりしてあそびまわります。
*
身体と心は不思議なつながりを持っていて、
心に触れることはできませんが、
身体に触れ、身体のバランスや力を育てることで
しなやかな強さをもった心が育っていくのです。
障害や大きな発達の凸凹のあるこどもたちにとって
楽しく取り組み、全身の感覚にアプローチする
リズムあそびは欠かせない活動でもあります。
*
リズムの種類は、およそ120。
毎日やっても飽きない楽しいリズムは、
ご飯を食べるように当たり前の活動です。
『泥んこあそび』
ひだまりの庭で泥んこ遊びをすると、
「田植え」の時のような感触を味わうことができます。
全身泥まみれで遊ぶ楽しさは格別です。
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ひだまりの庭には、固定遊具がありません。
子どもたちが自分で何をして遊ぶか考え、
工夫し、他の子を誘って遊ばなくてはならない環境にしてあるのです。
*
公園のようなサラサラの砂ではなく
文字通り「泥」で遊ぶためには
手にべったりとはりつく泥と仲良くなる必要があります。
(これが結構ハードルが高い)
それから、凸凹の庭で転ばないように走る技術も必要。
(これが本当に平地が無い庭なんです)
でも、毎日毎日泥んこ料理を作ったり
土山を登ったり穴を掘ったりしているうちに、
友達としっかり心を通わせて遊べる力も育っていくのです。
泥んこ遊びもなかなか奥の深い遊びです。
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「今日保育園で何した?」
とお母さんが聞いても
こどもたちは
「泥んこ」か「散歩」か「リズム」としか答えてくれないかも知れません。
でも、
その3つの遊びの中で こどもたちは
心も身体も 輝くように育っていっているんです☆
ひだまりの食事
食育はまず、美味しく食べることから始まります。
ひだまり保育園の給食は、
低・無農薬 無添加の食材で完全手作り。
白砂糖などこどもに有害な食材は使わず、
野菜と穀物を中心とした献立です。
アレルギーのための除去食治療が必要な
こどもさんにも配慮した献立に対応します。
<ひだまりの基本の食事>
おひたし あえもの 酢の物 サラダ という葉野菜
煮物 という根菜・芋類
大豆製品・肉・魚 というたんぱく質
汁物
ご飯・麺・パン類 という穀物
デザートに果物をほんの一口
・・・・・・と言う具合に、一汁三菜を基本にしています。
行事も大切にしています.季節やイベントにあった献立を考えます
午前のおやつはなく、
十分な活動の後、空腹を感じてから食事になります。
そして満腹を体感できるようにしています。
できるだけ、化学的な農薬・薬品が使われていない食材を選び
それらの味がしないことは、
「味覚過敏のこどもにも 食事が楽しいと思って欲しい」
そういう願いもあります。
こうした工夫の中で、
野菜が苦手な子供たちが、
少しずつ野菜ばっかり給食が大好きになっていくのです。