おじいちゃんと猪木より泥んこと山登りだぜ*みんなの記事
今回の「みんなの記事」はちょっとポップ?な投稿。
書いてくれたのは、
ひだまりの歴代保護者の中で一番初めに
年長絵下山登山を一緒にしてくれて、
「これ保護者も登った方がいいですよ!」って提案してくれたカメちゃんです。
登場している17歳の男の子は
ひだまりのリズム表現あそびの世界を広げた「つのぶえ」という動きを
「ダンジョー、これリズムにして」と言ってくれた
ひだまりリズムの恩人でもあります。
(これまじめに言うとる)
彼の提案によって、既成の動きだけでなく
自由にリズム表現あそびをつくればいいんだ!って思うことができたんですよ。
そんなカメちゃんに「ひだまりのこと書いて~」と頼んだら
愉快な、でもぶんぶん頸がもげるほど頷くような、
あの時代を一緒に過ごした懐かしさのような、
そんな気持ちになりました。
では、ひだまり園児のみなさん、先輩の父さんからのメッセージです☆☆☆
今から15年前、当時2歳の長男がひだまり保育園に一年だけ通いました。
広島市南区にある自宅から、
ひだまりがある安芸区矢野まで通うことが難しくなり
断腸の思いでの退園でしたが、
あのまま通っていたらうちの子、
どんな17歳に成長していたのか?と思うことがあります。
そしてひだまりっ子の親としての思い出も
この1年間にぎっしりと詰まっています。
それだけ濃密な時間だったのでしょう。
長男に「ひだまりで思い出すことは?」と聞くと
「どろんこ、山歩き、ひるね」だそうで、
幼い日々の生活の中で
それらの事柄が強烈な記憶として残っているようです。
私が一番に思い出すのは・・・
これはもう「会議」!!これしかないでしょう。
それこそ強烈な記憶として、
その時の部屋の状況、時間、うっすらと出席していた顔触れなども覚えています。
いったいその一年間でいくつの会議に出席したことでしょうか?
「運営会議」
「保護者会議」
「○○会議」
「××会議」・・・。
近年では偉人が発明・開発したWEB会議が主流ですが、
当時は人々がリアルに顔と膝をつきあわせながら
議論が白熱・喧々諤々・一触即発・喧嘩上等のオールドスタイル。
(この部屋で何度「会議」をしたことか…)
先生たちや保護者の皆さんはとても熱心で、
そして私の目から見て
自分の言葉をしっかりと持った「大人」に見えました。
主体性や意見を持たず、
付和雷同でニヤニヤ笑いながら半生を過ごしてきた私は、
活発な議論が交わされ、時に意見が対立し、
時に怒号、時に涙の「会議」と名の付くものには
極力欠席させていただくように努力を重ねてきた人間ですが、
なぜかひだまりで開催されてきた各種会議には
ちゃんと出席していたんですねえ。
不思議です。
私、議論が白熱してくると動悸が高鳴り、
頭がボーっとしてきて、
今何を話し合っているのかを忘れ、
心の中で『ポテトチップス食いてえな』とか
『あ、帰ったらアントニオ猪木の伏魔殿(書籍)を読まなくっちゃ』とか、
会議に関係ないことを考え始めてしまうのですが、
ひだまりの会議は
私が経験したことのあるそれ以上の活発な議論が交わされ、
時に意見が対立し、時に怒号、時に涙。
そんな気まず~い雰囲気の中、
隅っこで存在感というか自我というか自意識を消し、
心の中をポテトチップスや猪木のことで満たして座っている私に向かって
議長が「K(私)さんのご意見は?」と聞いてくる恐怖の瞬間ときたら・・・。
ひだまりっこたちは矢野の地域住民から
「阿児」と呼ばれる鬼たちに畏怖に念を持ちながら成長します。
長男などは昼寝の時なかなか寝付けず、
しまいには「阿児が来るよ!」と言われ怖くてギュッと目をつぶった、
と語っていましたが、
私の場合は大人だから議長の
「Kさんのご意見は?」という言葉が怖くてギュッと目をつぶる訳にもいかず、
気弱に目を泳がせながら
「え?あーはいはい。うーん、そうですねー。
なかなか難しい問題だと思いますよ、うん。
どちらの意見も的を射てらっしゃるし・・・いっやーほんと困りましたねえ・・・」
と思案深げに眉間にしわを寄せ、
顎に手を当てて考え込むような仕草をしながら
『阿児よりこっち(会議)のほうが怖いわ』と思ったものでした。
余談ですが私は昔から気が弱く、
人生のピンチと呼ばれる場面には
何故か心の中で『おじいちゃん!助けて!』と、
幼い時に他界した祖父に助けを求める癖があるのですが、
この会議がある前日から
祖父に私を守ってもらうように心の中でお祈りを捧げるもその効果は薄く、
毎回毎回議長から意見を求められてしどろもどろしていたなあ。
緊迫した場面で意見を言えないヘタレな奴と思われたくない
というプライドはあるくせに、
うーんなんて私の心は弱いのだろう。
やっぱあれかな、
ガキの時に泥んこ遊びとかしてないからかな?
外で遊んでる子供たちをしり目に
野口英世とかキュリー夫人の伝記とかそんなんばっか読んでたからかな?
なんて思ったり。
くっそう。
あれがWEB会議だったらリアルな雰囲気に飲み込まれず、
また亡き祖父に頼ることなく、
意見の対立する相手を堂々と論破、
他の保護者から尊敬されてたかもしれないのに。
くっそう。
とか歯ぎしりすることしきり。
しかしあの、とても内容の濃い会議。
議論を重ね、失敗から学び、
何度もやり直しながら子供たちの成長をみんなで喜び、
更により良い高みを目指して紡がれた時間が
今のひだまりに繋がっているのでしょう。
ひだまりっこよ。
泥んことか山歩きとか昼寝とか、
しっかりしといたほうがいいぞ。
そしたら将来、
人から意見を求められても自分の言葉で話し、
また自分とは違う相手の意見も受け入れながら
よりよい未来を作り出す大人になれる。
と思う。
多分。
そしてこの世にいないおじいちゃんとかは助けてくれん。
以上だ。
かめちゃん ありがとう!
このブログに貼る写真を探すため
古いUSBメモリを開いたら
懐かしくてちっとも仕事がすすまんかった笑
あの頃の日々があるから 今がある。
うん、確かにそうだ。
だから、今も未来につながっとるんよね。
私もじいちゃんに頼らんずに、わががやれるようにがんばるわ。
いつか、ゆっくり呑みたいね。
こんな保育園ですが、園児を募集しております!
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