こどもがこどもとしての力を発揮できる羨ましい場所

ひだまりでは今年度はお休みしているんですが

「育ちあい学びあいの会」というのを続けています。

これは!と思った方を招いて

園の内外によびかけ 一緒に学ぼう一緒に育とうという企画。

その中で「からだ」について何度も講座をしてくださった

詠子さんに、今回のブログは依頼しました。

のっけから 過分なおほめにあずかり

ちょっと恥ずかしいエンチョーダンジョーですが

ひだまりで大事にしていることを 書いていただけて

本望だああ!という気持ちでもあります。


では、どうぞ♪




ダンジョー先生から

「ひだまりってどんなとこかを書いて欲しい」

と依頼を受けた夏の終わりのある日。

私に依頼?

そんなええ文章書けんけどなあ、

ひだまりってどんなところって…

そう

「こどもがこどもとしての力を発揮できる羨ましい場所」

じゃないかしら。

そして「只者じゃない園長がいる場所」。 



 私は普段理学療法士っていう

人の身体をみさせてもらう仕事をしていて、

何度かひだまりでもお話会をさせていただいております。



でね、

ダンジョー先生そんじょそこらの理学療法士より

めちゃくちゃ人の身体をみれるから!

そしてこどもの発達に関することも

経験と知識が相まってめちゃくちゃすごい。

本当に尊敬します。  


そしてひだまり保育園のあの環境、

あの園を維持することって本当に大変なこと。


私は我が子の園が共同保育園だったので

親も運営に関わっていたのですが、

園を運営するって本当に大変。

認可外って本当にお金の問題がどうしても出てくる。  


でもね、

泥んこドロドロ、

葉っぱやどんぐりのお土産、

泥水ジュースやお花のケーキ、

きらきらした目のこどもたち。


そんな保育園ずっとずーっとあって欲しいなって思います。


今の時代、

なかなかこんなところないのです。

そして簡単になくなっちゃう。  


何かを始めた時、

最初の10年は思いと勢いでなんとかなるところってたくさんある。

でも

10年経つとそれぞれ家庭環境や思いや色々変わっていくことで

衰退するところも多々。


いまだに進化し続けているひだまりってすごいなあっていつも思っています。  


去年、

私が人体模型を持ってひだまりの園内を歩いていたら、

目をきらきらさせて、

好奇心剥き出しのこどもたちが

「それなんなん」

って話しかけてきました。


寄ってくると思ったわ、

うしししと思いながらしばしお喋り。

いい笑顔だな、

こどもらしいなって思いながら

楽しい時間を過ごさせてもらいました。  


ひだまりでしっかりとした根っこを作ったこどもたちは、

これから大きな自分という木を育てていくんでしょうね。

そして父さん、母さんたちも

保育園時代って子育ての根っこを作る時期だなって思うんです。


私も保育園で出会った保護者仲間に助けられて今があります。

保育園時代って長いようで過ぎてみるととっても短い。

でもとても濃密な時間ですよね。  

ひだまり保育園で保育園時代を過ごせる子も親も、幸せじゃなって思いまーす。


 何書こうか考え過ぎて遅くなりましたー。

結局はつらつらと。思うことを書いてみました。ではでは。



  詠子ちゃんとは、

本当に「こういう保育がこどもには必要」って思って

自分の仕事を紡いでいく仲間・同志だと思っているダンジョーは、

この文章をもらったとき

1人犬の散歩をしながら泣いてしまいました。

ひだまりを無認可で続けるって本当に大変で、

そりゃオニより強いと言われるダンジョーでも

時には疲れたりもする。

でも、やっぱり!こういう場所を続けたい!

こんな保育がやっぱり良い!と思って 

そして、こんな仲間の存在が励ましになって

また翌日もがんばれるわけです。


ひだまりは恵まれとるなあ。ほんまに。

ひだまり保育園*安藝里山保育

広島市の東の端っこ 矢野 にある 認可外私立保育園です。 民家を利用して、 40人程度の小集団で暮らしています。

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