~プールが好きじゃけん~

今晩2つめの投稿は

年長担任のひまりちゃんです。

(去年の年長たちとファミリープールに遠足に行っている時の1ショット)



夏の楽しみといったら、プール遊び! 

 プールは暑い暑い夏を楽しく乗り切るために、

こどもも大人にとってもとても大切な時間だと 私は思っています♪ 


 でも、そんな嬉しい楽しいプールも、

一歩間違えたら 大きな事故につながってしまうもの。

 だからこどもたちに 実感を持ってしっかり伝わるように 

そして、前向きな気持ちで分かって欲しいという思いから 

ひだまりでは、プール開きで、 

「プールの約束」を伝えます。


 ひだまりで考えたプールの約束は、

 ・ お 押さない 

・ と 飛び込まない 

・ こ 子どもだけで入らない 

・ の 乗らない (人にも プールの縁にも)

 ・ ひ ひゃーひゃーしない(興奮しすぎない)

 ・ と とにかくトイレにいってから! 


 『お・と・こ・の・ひ・と』の合言葉 


 これを、職員が 

ひだくん と まりちゃん という 

こどもになってちょっとした劇をするんです。

 おわかりでしょうか。

 ひだ くんと まり ちゃん 合わせてひだまり!笑  


ひだくんは、いろいろやり過ぎてしまう男の子。 

まりちゃんのことを 

「はやく入ってや!」と押してしまったり、

プールに飛び込んで入ったり。 


  周りで見ている子どもたちからも、

 「だめよ〜!!」「いけんよ〜!!!」という大きな声があがります。


 自分がやってる時には気がつかないこともあるけど、

 実際に誰かがやってるのを見ると、

 ああ、それは危ないわ とよく分かる。 

劇で見せたり、マペットを使ったり、絵本や紙芝居で伝えるのは

こういう良さがあるんですよ。


そして避難訓練で使う 「おかしもち」に似た合い言葉を作ることで 

しっかり子どもたちのものになっていて、

 実際プールで遊んでいる時にこども同士で

 「おとこのひと よ!」と言い合う姿もあるんです。


 プール遊びを楽しくするのには、このほかにも、 

夜の寝る時間や休日のお昼寝もとっても大切。 


子どもたちはプールに入りたい!という気持ちで、

 日頃は寝るのが遅くなったり、

休日のお昼寝をしていない子も、

 この時期ばかりはがんばります!  


年長組の保護者さんからは、

 「プールのおかげで、「早く寝んといけん!」と

自分で  時間を決めて、寝るようになりました」 

「「私はプールに入りたいけん、お昼寝せんといけんけえ」

と言って、自分で布団を出してお昼寝しているんです」

 というエピソードも聞きました。  


やりたいことに向かって

 “こうしよう!” と自分で決め、

 そのために生活を組み立てる力をつけていくこどもたち。 

すごいなあと思います。


 こうやって、

からだのコンディションを整えるから

 泳ぐのドキドキするけどやってみよう!

とがんばれるんですよね。  


この夏も、こどもたちはいろんなことに挑戦して、

 大きく大きく成長していきます。

 私たち職員もそんな子どもたちの安全を守りながら、 

一緒に全力で楽しんでいきます♪ 



ひだまり保育園*安藝里山保育

広島市の東の端っこ 矢野 にある 認可外私立保育園です。 民家を利用して、 40人程度の小集団で暮らしています。

0コメント

  • 1000 / 1000