渋~~~い献立*みんなの保育日記 ひだまりの給食


今回の記事は、ひだまりの母ちゃん 

栄養士 ほそこの記事です。



今日は給食のことについて少しお話ししますね。 


instagramの写真をご覧になった方はおわかり頂けると思いますが、

ひだまりの給食は野菜が中心、

というか

野菜ばかりで、卵・乳製品を使用しない

「しぶーい」献立が並びます。


 写真の見た目は普通のギョーザでも

中には切り干し大根、ニラがたっぷり入っています。


 できるだけ無農薬・減農薬の野菜を

きれいに洗って皮ごと調理します。


 ちょっといい調味料を使って… 

だしは昆布、鰹節、煮干し、干し椎茸、切り干し等からとり、

それらは具としてもいただきます。


 お米は農家さんから届けて頂いた玄米を

その日の朝、園で分搗き米に精米して

数種類の雑穀を混ぜて炊きます。 


でも、子供たちに食べてもらわないと意味がありません。

 もちろん、野菜が苦手な子もたくさんいます。 

食材そのものだけでなく、

切り方や食感、

味付け、

料理の温度、

調理方法の違いや

同じメニューでもその日の天気や湿度で食べ辛くなったりもします。


 そこで担任はその子に合わせて色々工夫します。

 お皿の上にほんの一口のおかずをのせて…パクリ。

子供は「お皿がカラッポになった」という喜びを味わいます。 


そのうち、自分から食べてみようーと思えるように… 

ご飯がすすまない時は、

ごま塩や梅干し、糠で作ったふりかけをかけたり、

おむすびを作ってもらったりしています。


 また、ひだまりの子供たちは思い切り体を動かします。

 朝の体操やリズム、庭での泥んこ遊び、

お散歩に出掛けて丘や山で自然とふれあい、たくさん歩きます。 


お腹が空かない訳がありません。 

お散歩の季節になるとお米の減り方が違うんですよね〜 


そうして、

入園した時にはなかなか食べ進めることが出来なかった子供たちも

自分で「苦手な物から先に食べるけぇね」と言って

いつの間にか完食出来るようになります。


 大きく切って蒸しただけの根菜を大きな口を開けてしっかり噛んだり、

(先日もお月見メニューの里芋の衣かつぎを皮ごと食べました。) 

ひだまり恒例(?)サンマの塩焼きを

年長、年中さんは丸ごと一尾内臓まで食べます。 

今年も運動会後の給食で登場する予定です。 


子供たちの成長、頑張りって

すごいなー、えらいなーといつも思います。 

そして私は子供たちからのご褒美

「美味しかったよ、また作ってね〜」という言葉で頑張れます。



急なお迎えにも、パッと対応してくれるほそこ。

アレルギーの子の対応も、

保育園としては当たり前なんだけど、

その、当たり前のことを 当たり前にやり続けてくれるっていうのが

本当にありがたいことなんですよね。

こどもらが

「今日の給食なんですか?」って あそんでる時間に聞きに行っても

いつだって「今日は根菜の煮物です」

「今日は車麩ステーキです」ってにっこり答えてくれる。

保育室と、低いしきりだけしかない ひだまりの台所。

ほんとうに 母ちゃんにご飯作ってもらってる感じ。

遊んでたら、どんどん良い匂いがしてきて

「ああああ、もう食べたい!」と台所を通る私はいつも思います。


泥んこ/里山散歩/リズム表現あそび/統合保育…

いろんなひだまりの特色はありますが、

「美味しい美味しい野菜ぱっかり給食」も

ひだまりの自慢のひとつです!(ダンジョー)



ひだまり保育園*安藝里山保育

広島市の東の端っこ 矢野 にある 認可外私立保育園です。 民家を利用して、 40人程度の小集団で暮らしています。

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