Cafe de  Mud play *みんなの保育日記 乳児さん

「これ、りんごジュースよ」

 2歳児のこぐまさんが、

庭の水辺で汲んだ薄茶色の水を入れたペットボトルと

空のコップを持ってやって来ました。

ここはCafe de  Mud play
つまりは、泥んこCafe。
保育園が開園している雨が降っていない日開店する

基本料金無料の のびやかなお店。


私が「飲んでもいい?」と聞くと、

「うん!」と言って、

コップにそのジュースをついで差し出してくれます。


ゴクゴクと効果音付きで飲むまねっこをして、

「あー、おいしい!ごちそうさま。」

と言ってコップを返すと、

うれしそうにニコッと微笑むので

保育士たちもうれしくなります。



 泥んこCafeでは「とろ」と呼ばれる


ぬかるみの部分をお鍋に入れ、おたまで混ぜ混ぜして

「カレー作っとるんよ」とか

「チョコレート屋さんなんよ」と、

他の人に振る舞うこぐま(2歳児クラス)さんも。


 1歳児のこひつじさんはというと、

そんなこぐまさんのそばで一緒になって何か料理をしていたり、

水辺でひたすらペットボトルに水を汲んだくんだ…していたり。


はたまた、手が汚れるのは嫌だけど、

平な所が皆無なひだまり の庭を移動するのは、

どうしても地面に手をつかないといけないことも多く…

思わず地面に手をついた時に付いてきた砂粒や泥を、

水辺でジャブジャブッと洗っていたり。


 歩き始めたばかりの0歳児のこうさぎちゃんは、

よっちよっち…と自分が行きたいところへ向かって、

デコボコの庭を一歩一歩進んで行くのです。


 まだハイハイのこうさぎちゃんも、

大人に「おいでおいで」と言われたり、

土で作ったプリンを目指して、

四つ這いや高ばいで目指すところへ向かって行く。

壊すのが楽しいお年頃のこうさぎちゃんに、

プリンは片っ端から壊されていくのですがね。 

それこそ Cafe de Mudplay の作法!


そして、

お兄ちゃんたちが 穴を掘ったり川を作ったりして

日々姿を変えていく築山に、

ハイシハイシと四つ這いで自ら上って行くのです。

その姿は

「そこに山があるから登るのだ」という

かの名言を思い起こさせる。

しかし、そこはまだ0歳児。

ズザザーッと滑り落ちてしまい

思うように上れず、

やーやー泣き声をあげたりもしますが、

その姿はとても立派!

だって諦めずにまた登るのですもの。


 転んだり、

誰かと物を取り合って涙が出たりで

大きな声で泣いたりもするけれど、

Cafe de Madplayが開店する ひだまりの庭は

そんなみんなの「やりたい!」を叶えてくれて、

あるがままを受け止めてくれる大切な場所。

 さあ!明日は庭で何して遊ぼうかねっ‼️

この記事は、0歳児1歳児担当のあきちゃんが書いてくれました。

全身泥んこになってあそぶ

ひだまりの乳児ライフ~!

ぜひ仲間になってください。

ひだまり保育園*安藝里山保育

広島市の東の端っこ 矢野 にある 認可外私立保育園です。 民家を利用して、 40人程度の小集団で暮らしています。

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