わざと心を揺さぶる
ひだまり20周年記念 glowingproject
「ひだまりのこと みんなで話そう」第11回目。
~わざと心を揺さぶる~
卒園生のお母さんが書いてくれました。
私はひだまり保育園の職員ですが、
わが子をひだまりで育ててもらった親として書かせてもらいます。
娘は1歳2ヶ月で入園し、
卒園までひだまり保育園で育ちました。
現在反抗期真っ盛りの中学生です。
入園のきっかけは・・・
というより、生まれる前から入園を決めていました。
どうしてもここで育てたかったんです。
一人っ子がいいなと思っていた私ですが、
ひだまりで働き出して気持ちが変わっていきました。
もう一人こどもを育てたいと思ったのも
ひだまりがあったからです。
9歳上の長男は
自宅から近い公立園で0歳児から育ててもらいました。
その長男が年長の時、
縁あって、
ひだまりでお仕事をさせてもらうことになったのですが、
毎日驚きの連続でした。
それまでの自分の子育て感
~長男を育ててきて感じてきたこと考えたこととの違いに
本当に驚きました。
自我の育ちを本気で大切にしてる!
どんな小さい子も自分ができることに誇りをもってる!
できるように環境を整えるのが大人の仕事!
やりたいと思う心を大事にする!
やりたくないと言う心の裏側を紐解いて、力が出せるよう応援する!
わざと心を揺さぶる!
育てるってこういうことなんだ!
できるようになれば良いってことじゃないんだ
どんな風にできるようになったかが、その子の心を育ててるんだ
目から鱗が落ちるような毎日でした。
幼少期に育ってほしい力、
大事にしたいことを
こんなにも真剣に取り組む姿に心打たれると同時に、
それまでの自分の育児を振り返り、
いけんかったわー 息子ごめん!と思ったのでした。
こどもは自分の所有物ではない。
どんなに小さくたって人権を持った一人の人間。
個々の成長を考え大事に育てていく
そんな大切なことが身にしみて、
自分を変えなくてはと思ってきました。
つまり、
長女だけでなく、親、保育士としての私も育ててもらい、
現在も継続中。
現在も職員なので、
こんなことを言うのもおこがましいですが
でもやっぱりこう言いたい。
ひだまりの魅力はこどもが育つだけでなく、
支える親も学べるということだと思います。
何を大事にして、どのように考えて育てるのかを学べる場所!
親が変われば子が変わる。
親の筋が通っていればこどもにも伝わる。
入職してすぐに
あなたの子育ていけんかった!と反省した長男にも
今では自分とは違う人間として
尊重しながら生活できるようになりました。
彼はもう成人していますが、頼もしく、よい関係を築けています!
お薦めの保育園です!
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