悩んで入れた

ひだまり20周年記念 glowingproject

「ひだまりのこと みんなで話そう」第10回目。

~こどもに伝えたいことを身体で学ぶ園~

保護者母さんが書いてくれました。


夫のすすめで、ひだまりに入園しました。

泥んこ遊びや自然遊びなど、普段させてあげたいけどちょっとためらってしまうような体験がたくさんできること。

また、食へのこだわりがあることにも魅力を感じました。

「子ども時代にこんな経験ができたらいいな」と漠然と考えていたことを、ここならたくさんさせてあげられそうだと思い、入園を決めました。

とはいえ、最初は不安だらけでした。

3歳までは集団行動も

山道を歩くこともほとんど経験がなく、

親が先回りして手を貸してしまうことも多かった、

温室育ちの我が子。


自分のことを自分でできるようになれるのか、

他の子たちと馴染めるのか…

心配は尽きませんでした。


でも、

まる1年ひだまりで過ごしてみて感じるのは、

「入園させて本当によかった」という思いです。


自然遊びや食育はもちろん魅力ですが、

それ以上に

「最後までやりきる力」や

「自分で考える力」を

育ててくれるところに感謝しています。


大人の都合で

「このくらいでいいよね」

とストッパーをかけるのではなく、

子どもが持っている力を信じて、

丁寧に関わってくれるところが、

大きな魅力です。


子どもが、

話聞かずにやるべきことをやらんかったり、

お散歩中に人の家の植物を取ってしまったり、

嫌なことを言っておもちゃを取り上げられたり。

子どもならあるあるだと思います。


でも、

そういう場面でも

ちゃんと子どもに

「なんでいけんかったか?」

「どうしたらよかったんか?」

を考えさせる。


そして、

誰かに迷惑をかけたときは、

一緒に謝る機会を作る。

そうやって、

子どもの心に向き合う姿勢に、

私自身もたくさん学ばせてもらっています。


園で元気に楽しく過ごすために、

体調管理や休日の過ごし方など

親にも求められることが多く、

正直大変に感じることもあります。


でも、

それだけ一貫して

「子ども第一」の姿勢で見守ってくれる園だからこそ、

子どもたちは安心して全力で遊び、

学べるのだと感じています。

ひだまり保育園*安藝里山保育

広島市の東の端っこ 矢野 にある 認可外私立保育園です。 民家を利用して、 40人程度の小集団で暮らしています。

0コメント

  • 1000 / 1000