こどもにイラッとするのは
今日お誕生日の方、おめでとうございます
こんには こんばんは ひだまり保育園のエンチョーダンジョーです。
今日は久しぶりに 保育について ダンジョーが独りごちます。
この記事ご覧になったかた おられますか。
この記事を色んな方が引用されて投稿されている中
私も少しだけ書いてみようと思うのです。
まず、
この事件自体は もうあり得んけ、
そのことについて語るのはやめます。
でもね、この事件、本当に人ごとじゃないです。
この人たちがやったことを
私もしている という意味ではなく
このような事件を 人ごとだと思うことで起こるリスクって
実はとても大きいと思うのです。
「私も、そのようにするかもしれない。
だから、そうならないために どうしたらいいのか」
そう考えないと
ただ、どうやっていけばいいのか
私的に、どこに改善のとっかかりを持とうとおもうのかを
書きたいと思います。
保育士の配置基準がそもそもおかしいのは、自明の理。
そこは、今回はちょっと横においておいて
一人の人間としての保育士と
一人の人間としてのこども の関係を考えてみました。
私は 園でこどもを育てる時にこれが大切と考えていることが
いくつかあります。
そのうちの1つが「人を信頼する力を育てる」ということです。
保育士を信頼し、
たとえ耳がいたいことでも、自分にとって有用な助言を受け入れられる関係。
困ったら、SOSを出せたりすること。
それは本当に大切なことですよね。
その上で、
自分は今何をすべきか考えられるこどもに育てておきたいと
思うのです。
そのためには、
大人自身(保育士でも保護者でも)が、
「自分は今 この育っている主体であるが
経験も知見も未熟な こども という存在に対して
この場で どんな援助をすることが 一番大事なのか」
つまり「自分は今何をすべきか考えられる大人であること」が
大事になってきます。
いや、そんなこと みんな分かってるよね。
分かっていても 生意気な幼児にイラッとする。
わざと コップを倒して水を机にぶちまける 乳児にカチンとくるわけです。
わかっていても、その感情が沸き起こる。
じゃあ、
どうやったら それができる?という問題にぶつかります。
生意気なことをいう幼児にイラッとする
それは保育士が単に疲れてるだけではないと確信します。
こどもには睡眠が足りていない
テレビやゲームで脳が疲れている
他者と暮らすときの最低限のルールを教えられてない
こどもがどんなに失礼なことを言っても、叩いても 叱られない。
何をしてもよくて
何をしてはいけないか
考えられるように、
からだも守られていなければ
こころも育ててもらえてない。
一方、大人の側を考えたら
保育士として、こどもの…いや そもそもの 人権を学んだり
科学的にこどもの発達について 継続的に学び続けていない
自分の実践を 何人もと一緒に振り返るような場がない。
保育士のからだは、捻れていたり拘縮していたりで整っておらず、
こどもからの刺激をより強く感じる
強く感じたものを適切に対応したりスルーしたりできなくなっている。
いま、すぐ、
誰にでもできることは
からだを整えること。
お金もかからず
疲れた仕事帰りに どこかに寄らなくてもいい。
もちろん、外注できるならそれもよいけれど、
そうしなくても、できることはある。
保育士と
こどもと
保護者が
からだを整えれば
悲惨な事件は 半減すると私は確信しています。
こどもも 大人も
生きているのだから、
からだを整えることが 必須だと本当に思います。
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