不安を支える力

こんにちはこんばんは

ひだまり保育園のエンチョーダンジョーです。

今日お誕生日の人おめでとうございます。

今日はInstagramで投稿したものに

少し加筆していこうと思います。

「不安を支える力」


大人でも初めてのことは不安になる。

ましてやこどもなら不安で当たり前。

だから、ひだまりではドキドキしてるを

肯定的にとらえるように声をかけます。


運動会の前などに「ドキドキしてるひと?」って声かけると

全員が一斉に「ハ-イ!」って元気に手を上げる。

ドキドキすると、心の中で振り子が揺れる


人間生きてて、不安にならない人生なんてあり得ない。

これから長い人生で、こどもたちは何度も不安になる。

もしドキドキしないようにするとすれば

新しいこと、難しいことに挑戦することはない。

でも、そんなこと不可能だよね。

ドキドキすることに蓋をする人は、

他責に終始する。

「オレは悪くない。悪いのはオレにこうさせてしまったおまえだ」

そんな大人にはしたくない~!

だから、

ドキドキすることは 誰にでもあるし

それは新しいこと難しいことに挑戦しようとしたら

誰にでも起こる心の働きってことをこどもたちに伝える。


ドキドキしなければ、

心は揺れないから しんどくないけど、心は太らない。

でも、

ドキドキすれば

心の振り子が大きく心の壁にあたって 

少しずつ心を大きく広げていく。


だから、ドキドキするのは良いことだよって

ひだまりではこどもたちに伝えている。



その上で

不安を支えるものを 複合的に用意していくのです。

最初の動画の場合だと、

・大きいプール楽しみ!

 (こどもが楽しい!うれしい!と思える活動の内容)


・ここで見てるよ

 (ふと見上げたときに、ちゃんと目が合う大人の存在)


・他の人もドキドキしとる。みんな同じ気持ちになるんだね

 (仲間の存在をいろいろな形で見えるようにする)


をしっかり伝えながら

もちろん 活動は充実させまくり

活動を終えたあとで 園に戻ってから

「ドキドキしたけど、大丈夫だった」

「やってみたら楽しかった」

をみんなで確かめ合う。


そうやって、私たちはこどもの不安を支えていく。

ドキドキは心の栄養。

挑戦しなけりゃ ドキドキしたりしない。

ドキドキしてるってことは

今までと違う自分を選ぼうとしてるってこと。

その挑戦に拍手❣️

その挑戦を、仲間みんなのものにしていく。

仲間の中で、こどもたちは育っていくのです。


ひだまり保育園*安藝里山保育

広島市の東の端っこ 矢野 にある 認可外私立保育園です。 民家を利用して、 40人程度の小集団で暮らしています。

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