蹲踞
蹲踞…やっていますか?
つま先立ちで
お尻をつけずにしゃがみ
腰をまっすぐ立てる。
大相撲で見かけることがあるかな?
普段の生活で 和式トイレがほとんど無くなって
この姿勢をとることは もう日常ないかなあ。
でもね、この姿勢
食いしばっていてはできないんです。
白鵬関の姿勢をみてください。
すっと伸び上がったうなじ!
だるってなんかないけど、ぐっっっと食いしばってもいない。
これって、実はとってもすごいことなんですよ。
さすが横綱!
こんな風に
足の指で、バランスをとるためには、
指がやわらかく 重心を感じられないとできないし
足首が硬いと、そもそも 指でからだを支えることができない。
体幹が弱いと、からだを立てることができなにので、
この姿勢をとることは無理。
たかが蹲踞、されど蹲踞。
下の写真は、蹲踞するよ~という音楽が流れはじめて 直後。
まだからだの準備ができていないこどもたちの かかとは 床に着いていて
膝が真っ直ぐ正面を向いている子もいます。
蹲踞は 私が通ってきた「自力整体」では
・生理痛予防
・更年期予防
・尿漏れ防止
・ぼけ防止 と言われていました。
リズムの「あひる」も すっとできる子が減ってきた昨今。
ひだまりでは、意図的に 蹲踞 を 取り入れています。
リズムでは、16小節くらいの曲に合わせて
蹲踞のポーズで軽くバウンドします。
入園して間もない子たちは ぐらぐら背中を立てていられません。
どころか、かかとも床にぴったりついたまま。
そんな子たちも、日を追うごとに上手にできるようになっていきます。
肩の力が抜ける=食いしばりがない状態で
足でしっかり からだをささえている蹲踞。
足下が不安定だからこそ、
体幹をつかい、前を向くことができる。
もっかい言います。
たかが蹲踞 されど蹲踞です。
みなさんは、どのくらい 蹲踞続けられますか?
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