こどものとも は 保育の友

こんにちはこんばんは

ひだまり保育園エンチョーダンジョーです。

今日お誕生日の人おめでとうございます。


私は2歳の誕生日から、実に58年間

福音館書店発行の「こどものとも」という月刊絵本を買い続けています。

あ、もちろん、兄弟誌の「かがくのとも」「ちいさいかがくのとも」

「年中版(昔は普及版といった)こどものとも」「年少版こどものとも」

「こどものとも 012」そして

「母の友」もともとこれが最初にあったもので、母の友に対応してこどものともなんですって。

あと、「たくさんのふしぎ」とか「おおきなぽけっと」とかも買ってきました。

それらが、紛失した物もありますが、

大量の…本当に大量のハードカバー絵本といっしょに

全部取ってあるんです。


こんなに長い間 愛読してきますと

おもしろいことが起こります。

今日、園の資料を探しに書庫にいったとき、

雑然と放っておいた絵本を棚に戻しながら、お!と発見したのがこれです。


この絵本、

作者の 石川ミツ子さんと 二俣英五郎さんがリライトされてるのです。

これは こども園で夕方遅く、お家の人のお迎えを待つ男子2人が

園の中をたんけんして歩くお話し。

1980年の「くらやみえんのたんけん」では

お誕生会の大きなケーキを見つけ、

2005年の「たんたんたんてい」では

大きなおもちゃを見つけるんですけど、

夜(夕方遅く)の園や学校ってなんかドキドキしますよね。

最後には お迎えがちゃあんと来るので大丈夫なんだけど、

大丈夫なんだけど、ドキドキする!

とってもとっても 面白いお話しで

「くらやみえんのたんけん」を長くこどもに読んでいたところ

「たんたんたんてい」が出て、うわああ!とびっくり大喜びしたのでした。


絵本が好きだと、こういう楽しみもあるんですよね。


福音館書店発行の「こどものとも」という月刊絵本は、

本当に素晴らしい作家陣が

何年もかけて構想をあたためて つくられている絵本。

ちょっと、他の月刊絵本とは格が違うな~と思います。

しかも 本当に安価で、

定期絵本というのは、親の好みではないものが来るのもお勧め。

だって、こどもが親と好みが一緒なんて限らないもの。


うちは 息子がこの絵本を大好きで大好きで

もう何十回…いや百回以上は確実に読んだのですが

私自身は 本当に好みとは違う。

私はこの絵本を通して

「うちの子は 私と別人格」を学びました。

そういう意味でも、月刊絵本っておすすめです。

私の好みでお金出して買うなら 絶対これは選ばないもん。

そしたら息子はこの絵本と出会えなかったから。


毎月460円で新刊絵本が届きます。

保育園幼稚園さんによっては(ひだまりも もちろん)

既刊の名作をリバイバルで出しておられるのが買えたりもします。

ものによってはペーパーバックで、

ハードブックより安価に買えます。


クラスで何かとりくむ時、

絵本をきっかけづくりとして使うというのはよくあって、

そのためには数千冊の書庫の絵本達が大活躍します。

今日は 「お散歩の度に 何十個もどんぐりを拾って来る子たちのために

「どんぐりずもう」と

おすもうつながりで「すもうとりのでし」

山の中で虫見つけが楽しくなってきたので「ふゆのむしにあいたくて」

などを出してきました。

いや~~本当に こどものともは 保育の友です!

ひだまり保育園*安藝里山保育

広島市の東の端っこ 矢野 にある 認可外私立保育園です。 民家を利用して、 40人程度の小集団で暮らしています。

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