こどもは あそんで 育つ 1

何を当たり前のタイトルを…と思われたでしょうか。

こんにちはこんばんは! ひだまり保育園エンチョーダンジョーです。

今日お誕生日の人おめでとうございます☆


さて、今日は「こどもは何して遊ぶ?」という話題について

書いてみようと思います。

この記事を立てようと思ったきっかけは

友人(と書いても許してね♥)の

舞台人 ただじゅん の 

Facebookのこういう投稿からです。


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こどものあそび体験の不足が深刻だ!

コロナ禍の中、じゃれつきあそびは絶滅、公園の遊具もトラテープでぐるぐる巻き、あそぶな、しゃべるなの3年間で心配していた事が目の前に!

保育園で太鼓あそびをする際に太鼓リズムをことばで叩いて簡単な曲を作るのですが、野菜やくだものの名前はどんどん出てくるのですが、「あそび」を出してもらったら、テレビゲームとブロックのようなおもちゃの名前、サッカーなどのスポーツしか出てこないのです!

私が、鬼ごっことかしないの?と言ったらやっと、なんとか鬼ごっこがいくつか出ましたがとにかく出てこない。言葉に出てこないからやっていないとは言い切れませんし、名前のないあそびが1番面白いので(^^)名前はどうでもいいんですが、こどもたちの集団あそびが減ってきてしまっている事を最近ひしひしと感じます。

ほかにも、あきらかに集団あそびの経験がないため、こども劇場などでも変わった鬼ごっこなどのルールの理解が難しいこどもがたくさんいてあそびがなりたたない場面も。こどもどころか私が講座で出会う学生や若い保育士さんたちも「あそび込んだ体験」の少なさを感じます。学生にあそびを書き出してもらうと「商品名」しか出てこないのです。

こどもたちに「豊かなあそび体験」を保証しなければならないと本当に感じています。決してあの頃は良かった的なノスタルジーではありません、本来、あそびはこどもの生活そのものですから、あそびや生活実体験の不足はちょっと深刻だと思っています。こどもは変わっていません、環境が変わっているのだと思います。もっとこどもにあそびと冒険をーー!

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ただじゅんが どんな人かは

私との対談をご覧ください♪

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この 投稿を読んで

ちょっとだけドキドキしながら、

ひだまりのこどもたちに 聞いてみました。

・鬼ご!(おにごっこのこと)

・泥!

・歌うの!

・岩くぐり!

・走るの!

・石とか椅子とか渡るやつ!

・線路(プラレールと思われる)

・ごっこ!

・散歩でテントウムシつかまえるの!

・絵(を)描くの!

・リズム!

・ゴーカート!

・みんなでゲーム(棒とりとか)するの!


こどもたちは、どうしてダンジョーがそんなこと尋ねているのか

知らずに答えてくれたのですが、

ただじゅんが書いたような

「買ってあそぶもの」は ほとんどなくて

正直ちょっとほっとした私。

大事なポイントはそこじゃないよ と思いつつも

正直なところ、ちょっとドキドキしてたんでした笑。

どんだけ自信ないのかな~私 笑


それにしても、年長がのきなみ「鬼子」というのが面白かった~

自分たちで考えた「えんぴつ鬼ご」というのがあって、

鬼にタッチされたら、両手を上に上げて 鉛筆の形になる。

仲間は助けるためのタッチするとき「えんぴつけずり!」と叫びながらタッチ。

(この えんぴつけずり! が微妙に長くて言いづらいのがみそ)

という他愛もない鬼子なんだけど

自分たちで考えたのが楽しいんだろうなあ。

本当に飽きずに よく遊んでいるのです。


そして中にあった岩くぐりっていうのは、

山遊びしてるときに 大きな岩の隙間をくぐるあそび。

ちょっとした勇気とからだの使い方のコツが必要。

できたら本当にうれしいんだよね。


こどもはあそんで大きくなる

と言われるけれど、

その「あそび」もいろいろある。

でも、こども時代

乳幼児時代に必須なあそびに

「もぐれあそび」があると思う。

もぐれあって、じゃれあって、

まあ言うなれば「密にも密を重ねたあそび」が育ててくれる力は

どれほど大きいか 保育士ならわかると思う。


みなさんのお子さんに

「どんな遊びがすき?」とたずねたら

なんて答えるかな~。


そして、この記事は続き、書きます!



ひだまり保育園*安藝里山保育

広島市の東の端っこ 矢野 にある 認可外私立保育園です。 民家を利用して、 40人程度の小集団で暮らしています。

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