私を育ててくれているがんぼリズム

2003年10月10日。  

育児サークルとしてがんぼ・そんごくうは始まりました。


 多いときは120人の親子が集まり 

絵本を楽しみ リズム表現あそびを楽しんできました。 


途中仲間に弾いてもらったりしたこともあったけど 

ほとんどの回のピアノを弾いてきました。 


 土砂災害やらなんやらでこの1年半を休みましたが 

17年間にわたって 

年間10回 

つまり170回ほど  

その日に集まった初対面の人を含む

 0歳から小学生・中学生・大人との

リズム表現あそびを構成する。 


 危険を避けることはもちろん 

どうやったら楽しめるかをフル回転で考える。

手札は150種類くらいのリズムあそびと
(そのうち50くらいは私と保育園のこども大人たちと作ってきたもの)
絵本たち。


全体を見る

個々のこどもを見る

やってない保護者の表情をみる

座ってる赤ちゃんをみる

泣いてる子

怒ってる子

その子たちのことも目に入れながら

走ってる子が危なくなってないか

次に

どんな曲を

どんな テンポで

どの音から始めて

どんな強さで鍵盤をたたくのか

考える

考える

でも

私自身が楽しんでいく


せっかく来てくれた保護者さんたちに

リズム表現あそびの魅力を

育つ力を

子育てがラクになるように

子育てが楽しくなるように

子育てで自分も育っていけるように

何か私でもヒントを伝えることができるかも

そんな言葉を紡ぎながら


走りすぎないように

単調にならないように

気持ち良い展開になるように


それを毎月

全く誰が来るのか分からない状況で続けてきた。


この

がんぼ・そんごくう という場が

私をリズム表現あそびに夢中にさせてくれた

私を育ててくれた

ほんとうに大事な大事な場。


そのことに1年半ぶりの昨日のがんぼで

いつも弾いてるしーさん(ヤマハのC-3というグレードのグランドピアノ)の音を聞きながら

あらためて実感した。


これから、性根を入れ直して

がんぼ・そんごくうをやっていこうと思います。  


ひだまり保育園園長 檀上由香

ひだまり保育園*安藝里山保育

広島市の東の端っこ 矢野 にある 認可外私立保育園です。 民家を利用して、 40人程度の小集団で暮らしています。

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