水三昧の日々 乳児からの保育の醍醐味3

雨がよう降りますね

ひだまりは川の傍にあって

一日中川の音を聞きながら過ごしています。

3月にできあがった

藁葺き屋根の四阿で、毎週1回のお弁当を食べるのが

各クラスの楽しみになっています。

川風が吹いて、高くて藁でできた屋根は日差しを防いでくれて

とっても気持ち良いんです。


日差しが強くなってきたこの頃。

ひだまりでは、すっかり毎日「水あそび」が始まっています。

井戸水が、日よけネットの柱にとりつけた

穴あきペットボトルから ボショボショと落ち続け

全身水につかって こどもたちは遊んでいます。


乳児ちゃんたちも おなじ。

(写真は4月当初のものなので、長袖着てるし

 フリースのオーバーパンツ着てます。

 6月になった今では、半袖半ズボンで軽快です)


庭の斜面に敷いたござの上

大きなたらいを据えてもらい 水遊び三昧です。

それにしてもSOちゃんが 手を動かさないなあと思ってよくみると

おや、何やら良い者を持っているみたい!

どうやら握り心地の良い石をみつけたようですね。

それを握りしめたまま 遊んでいます。

こんな時は、取り上げたりしないでそのままに♥

そりゃそうですよね って思いました?

でもね、例えば この 水遊びの大事さなんかを勉強しちゃうと

「石なんて持ってないで手を開いて 水をさわりんさい」とか思っちゃうわけですよ。

わはは。

知は力だけどね、そういうのはいらんこと。

赤ちゃん自身が 石を持っていたいんだから持ってればいいの。

石の形、冷たさ、固さなんかを 脳に刻んでるんだから

貴重な 賢くなってる時間なわけですよ。


さあお話しは 水遊びに戻ります。

ひだまり保育園では 水遊びに井戸水を使っています。

毎年水質検査をして、飲み水として使っても大丈夫ということを確かめてるので

じゃんじゃか使えるんです。


その水は 基本「上から落としてる状態」になっています。

もちろん、たらいや左官屋さんが使う「ふね」に、

そして泥んこの山につくられた池に たっぷり貯められていきます。


なぜ 上から落とすのか。


それは、こどもが思わず手を伸ばし、

その水の流れを感じていくからです。

乳児ちゃんは、からだで、思考で

まず 1の字をかくように育っていきます。

だから、1の字をかく 水が大好き!


手を当てれば 重さがある

いつも同じ変化ではない

音がする

飛び散る


そんな1の字をかく水で

思い切り 全身で遊んでいく乳児たち。

本当に からだと脳の要求通りのあそびなんです。


ちなみに、幼児になって入園したり 転園してきた子たちも

まず 本当にこれでもか!というくらい水で遊びます。

同級生が泥んこで遊んでいる横で

乳児にまじって とことん水遊びをするんです。


まず、水あそびを通過しないと 泥んこには惹かれない。

こどもの脳とからだの要求だということも分かっていただけるかな。




ひだまり保育園では、現在2歳児さんを募集しています。

2024年4月1日で 2歳だったお子さんたちです。

見学やお問い合わせは 常時受け付けてます!

お気軽に園までお電話ください♪

ひだまり保育園*安藝里山保育

広島市の東の端っこ 矢野 にある 認可外私立保育園です。 民家を利用して、 40人程度の小集団で暮らしています。

0コメント

  • 1000 / 1000