こどもは あそんで育つ ②
だんだん熱帯雨林に近づいてきてるんじゃない?と思うような
気温と湿度と大雨。
ほんまに気候が変わってきているのを実感しますね。
こんにちはこんばんは!ひだまり保育園のエンチョーダンジョーです。
今日は「こどもはあそんで育つ」の②です。
前回の記事の最後に
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こどもはあそんで大きくなる
と言われるけれど、
その「あそび」もいろいろある。
でも、こども時代
乳幼児時代に必須なあそびに
「もぐれあそび」があると思う。
もぐれあって、じゃれあって、
まあ言うなれば「密にも密を重ねたあそび」が育ててくれる力は
どれほど大きいか 保育士ならわかると思う。
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と書きました。
なんで「もぐれあってじゃれあう密にも密を重ねたあそび」が
こどもには必要なのか。
ちょっと理屈をお話しますね。
もぐれているのを感じるのは
まず「皮膚」の「触覚」で刺激を受信します。
触覚…つまり皮膚の感覚。
この触覚、実は
自分から感じようと向かうとき
と
相手が触れてきたのを感じるとき
は別システムが作動してるんですって!
わお。びっくり。
自分が「触るぞ~どんなのか触って確かめるぞ~」と
脳は考えて動いく時
自分は準備していない または
どんな感じなのか自分では分からないものが
相手タイミングでやってくる時の
システムが違うってことです。
これを何か良い喩えができないかな~と考えましたのが
箱の中身はなんだろな です。
箱の中が何か分からんのに 手をつっこむ
何かが刺した!動いた!って思って ぎゃあ~~って手を引っ込める
でも…中を見たら
亀の子だわしだった!
な~んだ!
もう一回手を入れて下さい~~
平気だも~~~ん♪
もう一つたとえてみたら
お化け屋敷のこんにゃくです
お化け屋敷で 突然首筋にピトッと冷たいものがああああああ!
その正体がこんにゃくだと分かったあと
もう一度 ピトっ 「それがどうした?」
どうだろう。暴論なような気もするけど
まあ、すっごい大雑把に言うとそんな感じ。
指先にふれる感覚
首筋にふれる感覚は同じはずなのに
どうして こんなにも違うんでしょうね。
実は
「分かって触れる」ということが
いろいろな物に触れるときの
過敏さを軽減していく=触覚を育てていく上で
とてもとても重要な練習なんだそうです。
大事なことなのでもう一度書きますね。
「分かって」ふれるのが
いろいろ触れるのが苦手っていうのを克服するのに
超超大事なんです。
さて話を もぐれあそびに戻します。
同じクラスのハナちゃんと くすぐりっこをする
これが苦手な子もいるのですが、
毎日一緒に過ごす お家の人や
同じクラスの友達と もぐれていくことで
「誰と何をどんな風に」がよく分かった上でふれ合う。
安心できる相手と、
楽しくあそぶ。
そのことが、
世界とふれあう その 指先を 豊かにしてくれるんですよ。
では、うちの園の
友達とも大地ともふれあっている写真を1枚ご紹介して
今日はこの辺でお開きといたします~~。
この子たちすでに中学生…すまんよ、こんな懐かしい写真を引っ張り出してきて笑
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