ひとには歩く自由がある*壁新聞やってます

保育園によって、保護者さんに

園の思いを伝える方法はいろいろありますよね。

ひだまり保育園では「壁新聞」を再開しました。

こんにちはこんばんは ひだまり保育園エンチョーダンジョーです

今日お誕生日のひとおめでとうございます。


数年前にやっていた 壁新聞が

倉庫というか物置スペースから見つかり

おお!これはやっぱりいいぞ~!と再開することにしました☆

お迎えに来られて、

こどもたちが出てくるまでの時間に

読んでもらえるなあ~と ちょっとがんばることにしたんです。

再開2枚目は「歩く」について書きました。

『人には歩く自由が ある』

(壁新聞の文章に加筆しました)


四っ足だったのに何故か立ち上がり

二本脚で歩くようになったヒト。

おかげで腰痛にもなるけど、

いろんな道具を作り使い

楽しいこともいっぱいの社会になりました。

便利な現代にはなったけど、

そのおかげで 私たちは自然と離れ

こどもたちは 自分の脚で歩く自由が奪われています。


奪われるって書くと 誰かが悪いみたいだけど

そうじゃないかもしれないけど

傍にいる大人が意図的に歩くチャンスを作らない限り

こどもたちは 歩くチャンスが奪われていると言わざるを得ません。


便利になったとか言って

どこに行くにも 車や自転車

ちょっとそこまででもベビーカー

スーパーの中ではカートに乗せられるこどもたち。


でもね、


いまさらですが

「ヒトは歩けば自分の行きたいところへ行ける」んですよね。

こどもは、誰かに教えられて立ちあがるわけでもない。

重力から自由になって

行きたいところを 自分で決めて 自分のからだでそこに行く。

その喜びは 生き物としての喜びそのものです。


二本の脚を交互に出せば

楽しいこと うれしいことに近づいていく。

歩くっていうことは

親でも担任でも、その子に代わってあげることはできません。

その子自身にしかできないことです。

だからこそ、

乳幼児時代に「歩く!」ことを大切にしたいのです。


散歩のとき

少し先に見える仲間のところに

ちょっと小走りで向かうこどもの背中をみると

その心とからだの育ちが

愛しくてたまらなくなります。

それは その姿が

たくましく、自分で動く自由を

しっかりつかんで放さない誇らしささえ感じるからです。


歩け 歩け こどもたち。

こころも からだも ぐんぐんのびろ💛

ひだまり保育園*安藝里山保育

広島市の東の端っこ 矢野 にある 認可外私立保育園です。 民家を利用して、 40人程度の小集団で暮らしています。

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