お米を食べて欲しいから

こんな図をご覧になったことがありますか？

臼歯：門歯:犬歯は

２０：８：４

門歯～すりつぶすのが得意な歯

犬歯～引き裂くのが得意な歯

門歯～かみ切るのが得意な歯

だから、歯の数からいうと

穀類２０：野菜８：魚など４　の割合で

食べていこうということです。

ご飯一膳に対したら、おかずは本当に豆皿にのるくらいになっちゃいますね。

お肉食べる時には、野菜は肉の3倍とかいうのも、

この考え方につながってますね。

でもこれじゃお腹減りますよね…

あ、そういえば　宮澤賢治がお米の量についてなんか言ってなかったっけ…

そうそう、これです。

一日玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ…

一日に1人で玄米を四合！　2人なら八合！　3人なら一升二合！

野菜は少しなんだ…な…

と、これを知ったときに私は

よし！ひだまりの食事はご飯を中心にしていこうと決めたのです。

でもね、そんなにお米ばっかり食べてくれないんですよ～

お茶碗に多めにはよそうんですけどね～～

そこで、考えたのが

「美味しそ～～♥　どれにしようかなあ～～♥」と

思わず手が出るおかわり用おむすび作戦！

自分のお膳が全部からっぽになったら

私の所に来て　このおむすびを１つ食べられるんですよ。

これは１つ３０ｇくらいで

貝印の押し寿司型抜きで作ってます。

いろいろやった結果、一番うまく早くできる型抜きだったんです～

おむすびだと、喜んで食べるけど

同じ量をこどもの茶碗に乗せると、こどもの表情はブルーになっちゃいます。

こどもにわくわくさせるため、

むすびにふりかけるものはいろいろ用意しています

（これは私の趣味っぽいかも）

舌の動きがイマイチうまくいかない　芋舌といわれる子たちは

お米を飲み込むのがちょっと苦手だったりします。

その子たちは　ちょっと塩気が強いふりかけが好きだったり

あ、この写真に写ってないけど、

梅酢をスプレーで吹いたりしますけど

梅酢や梅干しなど酸味を好む子もいますし

のりなどを好きな子もいます。

こんな風に、自分のからだによく合うものが美味しいと思えるこどもたち

ほんとうにステキだと思います。

お米、しっかり食べようね♪