自分と向き合う職場
ひだまり20周年記念 glowingproject
「ひだまりのこと みんなで話そう」第12回目。
~自分と向き合う職場~
大学を卒業してすぐ ひだまりに就職。
いま 8年目になるスタッフが書いてくれました。
保育士になりたいと思い始めた頃、
正直どんな保育園で働きたいのか?までは
深く考えていませんでした。
ですが、大学にすすみ実習で訪れた保育園で
私はカルチャーショックを受けました。
その実習先で感じたのは、
「え…保育園ってこんな感じだったっけ…」
という驚きと違和感でした。
私はひだまりのような保育園で育ったのですが、
自分がしっている「保育園」とはあまりに違っていたのです。
日々の生活の雰囲気、
保育士とこどもとの関係性、
こども同士のかかわり、
その全てに胸がざわつきました。
私がしたい保育はこれ?
私はこんな保育士になりたかったの?
私はどんな保育がしたい?
と悩んだ末、
やっぱり私は
小学生の頃から知っている“ひだまり”で働きたい!
という思いが強くなりました。
卒業後、ひだまり保育園へ就職しましたが、
ここは………
私の想像をはるかに超える場所でした。
とくに驚かされたのは、
こどもに対する保育士の熱意です。
活動の一つひとつにこめられた願い、
そして、
こどもたちとまっすぐに向き合う
その姿勢にとても驚きました。
驚きながら、働く中で私自身も、
自分の弱さや未熟さと
何度も向き合うことになりました。
…現在も向き合っています…
今まで自分で気がついていたけど
見て見ぬふりをしていた部分と向き合うことは、
しんどさもありますが、
こどもたちと同じように
私自身も成長していけるこの環境を、
本当にありがたく感じています。
ひだまり保育園で過ごす日々は、
もしここで働いていなければ気づかなかったこと、
考えもしなかったことに出会える毎日です。
それはとても刺激的で、
自分自身の学びにもつながっています。
知らないことをたくさん教えてくれる場所。
こどもの可能性にたくさん気づかせてくれる場所。
そして、大人もこどもも一緒に育ち合える場所。
それが、私にとってのひだまり保育園です。
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